愛車の模型製作について~その⑮~
2020.10.12モデラーさんと模型日記アルト想います。愛車&ガレージ日記
愛車 スズキ アルトワークスの 1/24 模型化 の続き ~その⑮~
こんばんは。マニアモデルのブー太郎店長です。
また、私も好きな模型製作のお話もしていきましょう。
愛車 (旧規格 HA21S/HB11S 系 スズキ アルトワークス SUZUKI ALTO WORKS)の自作での1/24スケール フルスクラッチ 模型化 (ミニカー化) につきまして、仕事の休憩時間などを利用して作業を進めています。
私のモチベーションが続く限りは、長い目で見てあげてください。
(生温かくお見守りくださいませ。)
さて、前回の(先日の)
愛車の模型製作について~その⑭~ の続きのお話です。
左前の削り
さて、前回に続きになりますが、左前の形状を型紙に近づけていきます。
削って、確認。削って、角度を変えて確認。を繰り返します。
真正面も落ち着いてきました。
サイドからの風景。
この角度のアルトも好きだったりします。
この微妙なマニアアック過ぎるアングルです。
少しずつ実車に近づいています。
『よしよし』と込み上げてくる嬉しさがあります。
わずかなアールの違いなので画像では分かり難いかもしれません。
真上から覗くとこんな形状になっています。
真上から視線 前の丸み
真上から眺めつつ、フェンダー前側にもバンパーからの外形線を上手く繋げる様になじませていきます。
丸みも型紙に近づけました。
サイドから確認したことろ、まだボンネット端も厚いのでフェンダー上部も削って少し低く調整しました。
それに合わせて近い箇所もなじませて削りました。
以前よりも丸みがつきました。
作業は遅いですが、確実に進んでいます。
フロントマスクのケガキ
そろそろ変化が欲しくなりましたので、フロントマスクをケガいていきます。
ヘッドライトやグリルの彫りで、またフェンダーとの関係性が見やすくなるのかも気になるところです。
ヘッドライト入りのグリルの型紙を位置合わせ。
まずは、グリルから切り込み刃で、型紙の上から目印の切り込みを入れます。
切り込みを入れた箇所を見易くする為に、ペン(または鉛筆)でなぞって書いておきます。
グリル左側の削り
ズレない様に集中して切り込みを入れます。
とりあえず 2mm程度の深さで彫ってみました。
これだけでも大分アルトさが出て来ました。
グリルの端のは彫り過ぎない様に(ヘッドライトに近づきすぎない様に)型紙を半分だけ固定しておいた状態で、ペラペラめくって彫った形状と型紙を比較確認しながら、彫り進めました。
ここでお気気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、そうなんです。型紙は『前期型』ですが、真っ直ぐグリルを切って『後期型』としました。
ここまで、HB11Sの前期とHA21Sの後期型で迷っていましたが、とうとう後期型に決めました。
取り急ぎこの固体は後期で進めますが、いずれ 笑い顔の前期型も作りたいですね。
左ヘッドライト縁の切り込み
因みに深めに切り込む時には、私は片手は添えて両手でナイフを使っています。
こうすることで多少のブレが抑えられます。
前回のフロントマスクのケガキで、どうも違和感があったのは、削った面が荒れている事も悪影響があったのかもしれません。
通常の彫刻刀(カービングナイフ)の使い方とは違うかもしれないのですが、色んな削り方も試してみました。
今回使用した刀はこちら
実は、手元に細部まで掘れる刃がありませんでした。
普段の削りメインで使用している刃は太すぎて使えません。
(細い刃も注文はしておいたのですが、まだ未着でしたので)
この大きなカービングナイフでどこまで掘れるのかも気になってしまいました。
とりあえず何事もチャレンジで手持ちのこのカービングナイフで進めてみました。
左ヘッドライトの削り
試しにやってみましたが、ファーストコンタクトは、やはりガタガタになってしまいました。
しかし、何とかしたい気持ちもあります。
直径7mm程度のヘッドライトに、それより大きな刃を入れるのですから、無理もあります。
ですが、鋭く尖ったカービングナイフ(名称がわかりませんでした。)を試行錯誤しつつも使い続け、
同じナイフで途中の面を上手く押し当てる方法で削ってみました。
(画像の赤線付近の面を意識して)
中の外周をなぞる様に、こする様に、先ほどのガタガタした削り面を整えてみました。
最初よりは、滑らかになりましたが、少し粗めの仕上がりになりました。
今回は、全体のバランスも見たい事もあり、試しで彫ってみましたが、いずれはヘッドライトのパーツはクリアのプラスティック素材のパーツを予定しています。
他車種の丸目ライトの流用なのか、その他素材で型を作って成形するのかは、今のところ未定です。
またその際には、パーツを埋め込むために彫って整える事も必要になりそうです。
いずれにしましても、目標は 年内(今年 2020)の完成を目指していますので、妥協する場面も多くなてくるかと予想しています。
下のバンパーは、まだを触っていませんが、目元がしっかりすると大分アルトワークスらしくなってきました。
なんだか嬉しいですね。
形状確認
この段階での、他の視線からの形状も確認しておきます。
後で作業を見返す復習や左右差の確認の為にも、記録として画像もここに残しておきます。
カービングナイフ鞘の追加作り
先日も収納時に怪我をしない様に鞘を作りましたが、今回使ったナイフにも鞘を作ってあげました。小学生でも作れそうな出来ですが、短時間に段ボールとセロハンテープで作りました。
今回の彫りはここまで
引き続き、休日や、休み時間を利用して、なるべく毎日コツコツ削っていこうと思います。
さて、今回の作業でも自身の技術の未熟さを感じました。
私も未だに道具なども上手く使えていないと思います。もう少し知識もそうですが、実際に自分で試して上手く伝えられるように挑戦とお勉強をしないといけないですね。
頑張ります。
近い未来に良き愛車の模型が製作できるのでは?と妄想しております。
仕事も多忙な為、製作スピードも遅めな予感が大ですが、
お仕事の休み時間などを使って地道に進めて行ければと思っております。
生温かくお見守りくださいませ。
さて、まだ続きがありますが、今回はここまでといたします。
近いうちに続きも書きたいと思います。
今回もお忙しい中、ここまでお読み頂きありがとうございます。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
( 2020年10月13日 12:45頃 ※記事/画像情報を追記、修正いたしました。)
(テキスト文字メモ: 約 1,960 文字)
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