愛車の模型製作について~その⑤~
2020.05.06モデラーさんと模型日記アルト想います。愛車&ガレージ日記
愛車 スズキ アルトワークスの模型化 の続き ~その⑤~
こんばんは。マニアモデルのブー太郎店長です。
また、私も好きな模型製作のお話もしていきましょう。
先日より、愛車 (旧規格 HA21S/HB11S 系 スズキ アルトワークス SUZUKI ALTO WORKS)の自作での模型化 (ミニカー化) につきまして、仕事の休み時間などを利用して作業を進めています。
私のモチベーションが続く限りは、長い目で見てあげてください。
(生温かくお見守りくださいませ。)
さて、前回の(先日の)
愛車の模型製作について~その④~ の続きのお話です。
右側面図を作る
左側面図はあるのですが、右側面図が無いので、図面を反対向きに加工します。
今回は、フォトショップ(Adobe Photoshop)を使用しました。
元の原寸大型紙(左側面図)をスキャナーでPCデータ(jpg または pdf)として取り込んでおきます。
このデータ (jpg) をフォトショップでただ左右反転させるだけなのですが、
念の為、手順を載せておきます。
元レイヤーを複製しておきます。
そのコピーしたレイヤー選択している状態で
1. メニューバーより編集(E)を選択。
2. 変形(A)を選択。
3. 水平方向に反転(H)を選択。
慣れている方は、ショートカット操作でも出来るかと思います。
データを保存後に、プリンターに出力/印刷できます。
左側面図を裏返せば、右側面にもつかるかとは思いますが、今後も使うかもしれない選択肢を増やす為に、あえて画像加工してみました。
また、応用で架空の左ハンドル仕様なども作る事が出来ます。(今回はやりませんが (笑))
何かの参考になれば幸いです。
さて、右側面も同様に型紙切り抜きと、母材にあてて外周線をけがきます。
先日までは、鉛筆やボールペンでケガいてましたが、マジックペンの方が太く切削時にも見易そうですので、両側ともマジックで線を太くしました。
車軸(タイヤ&ホイール)の中心位置をけがく
自動車のバランスにも影響する大切な箇所ですが、車軸の中心位置を残しておく必要があります。
まずは左側面から、カッターと鋼尺(定規)を使用してズレに気を付けつつ慎重に切り込みを入れます。
※この時、下のケミカルウッドに、しっかり切り込み線が入っているかを(型紙を全て外さず、めくって覗いて)確認しましょう。
純正車高(カタログデータ上)の大切な基本データになります。
この確認が済んでから、ホイールアーチの切り離しにかかります。
ハサミとカッターナイフで切り離しをしましたが、私はカッターの方が切り易かったです。
自分のやり易い方法で良いかと思います。
前後のホイールアーチも無事に切り離し完了。車軸の中心も付いていました。
右側面も同様な作業を繰り返します。
さらに見易くする為に、その上からボールペンで線をなぞっておきました。
母材底面にも、左右の車軸中心線を繋げて書いておきました。
この時に忘れず、ホイールアーチ線もマジックでなぞっておきます。
ボディの中心線を引いておく
この先の加工を進める上で、参考にする 車両の中心線をケガいておきます。
アルトワークスも、殆どの箇所が左右対称なつくりな為、この様に中心線を引いておきます。
ボールペンでケガキました。
車両底面には、車軸中心線と、ボディのセンター点、あとはミニカーを台座に固定する為のネジ穴2箇所(その下穴点)も書いておきます。
中心線を確認できる台座を作る
今後はドンドン削り進め行き、車体のサイズも小さくなっていきます。
削り途中での、サイズや進行状況確認の為にも、目安の台座を作っておきます。
手頃なサイズの木片が手元に無かった為、台座に良さそうなケミカルウッドを使用しました。
(新型コロナウイルス感染症の影響で、わざわざホームセンターには行きませんでした。自粛です。)
台座にも、中心線を引いて、全長の(前後ともに)点、固定ネジ点も印をつけます。
早速、ドリルで下穴を空けます(3mm程度)。
下穴は使用する固定ネジに合せて変えてください。
今回は、私も手軽な電動インパクトドライバーを使用しましたが、もしボール盤がある方は、手持ちドリルよりも、ボール盤をオススメします。
理由はより正確に垂直な穴あけが出来るからです。
台座に穴を開け、車両底面にも浅い下穴を開けておいてから、最終的な固定ネジの予想深さまで穴開けをします。
その後、固定ネジ2個で台座と車両本体を固定しました。
ここで問題発生!
先に台座にも線を引いておいたのですが、僅かにドリル下ろしが垂直ではなかった為に、ネジ固定時の中心線にズレが発生していたことが発覚しました。
1mm程度のズレですがこの誤差は今後に響いてくると思いました。
ボールペーンでけがき線を入れていたのですが、流石に 消しゴムなどでは消せませんでした(^^;;
仕方無いので、ペーパーヤスリで全体的に少し削る事にしました。
なんとかズレていたケガキ線を消去できました!
台座と一緒に固定ネジで締めます。
その後、重要な線を台座へ 新たに慎重にケガキました。
ケガキ後、車両を台座から外すとこんな感じです。
現在のケミカルブロックの外周線を描いておいても良いかもしれませんね。
彫って行くと目安の線も一緒に消えてしまいます。
このベースに書かれた線があると、どこまで堀り進んでいるのか?左右での対称さや、現状確認もある程度見えそうです。
作業途中に確認の為に、定期的にこの台座に車体を固定して把握が必要ですね。
型紙を外して削ろう!
型紙を外して、カービングナイフでの削り作業に入っていきます。
けがいた外周線の近くまでカービングナイフを切り込んで行きます。
なかなか難しいですね。
とりあえず、左側面から攻めて行きます。
彫刻刀を使うのも久しぶりですし(^^;;
このカービングナイフはもちろん今回の模型製作で初投入ですので、勝手が良く分からないのが正直な気持ちです。
ですが、早くこういった道具にも慣れて先に進みたい気持ちが勝ちます。
私個人的な感想なのですが、
彫っていくうちに、刃先が鋭いキレが良い刀を選んで使用する方が、気持ち良くドンドン進められる気がします。
久しぶりに新しい事に取り掛かるのは刺激もあるので楽しいですね。
今回の彫りはここまで
奥(右側面側)に比べると、彫れていますが、まだまだ先は長いですね(^^;;
休み時間を利用して、なるべく毎日コツコツ削っていこうと思います。
さて、今回の作業でも自身の技術の未熟さを感じました。
私も未だに道具なども上手く使えていないと思います。もう少し知識もそうですが、実際に自分で試して上手く伝えられるように挑戦とお勉強をしないといけないですね。
頑張ります。
近い未来に良き愛車の模型が製作できるのでは?と妄想しております。
とりあえず、個人で楽しむ模型となりますので、宜しくお願いいたします。
仕事も多忙な為、製作スピードも遅めな予感が大ですが、
お仕事の休み時間を使って地道に進めて行ければと思っております。
生温かくお見守りくださいませ。
さて、まだ続きがありますが、今回はここまでといたします。
近いうちに続きも書きたいと思います。
今回もお忙しい中、ここまでお読み頂きありがとうございます。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
( 2020年05月06日 23:10頃 ※記事/画像情報を追記、修正いたしました。)
★関連の記事
●初回のお話
愛車の模型製作について~その①~ はこちら
●第2回目 のお話
愛車の模型製作について~その②~ はこちら
●前々回まで(3回目)のお話
愛車の模型製作について~その③~ はこちら
●前回まで(4回目)のお話
愛車の模型製作について~その④~ はこちら
●次編のお話
愛車の模型製作について~その⑥~ はこちら
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