愛車の模型製作について~その⑫~
2020.08.29モデラーさんと模型日記アルト想います。愛車&ガレージ日記
愛車 スズキ アルトワークスの模型化 の続き ~その⑫~
こんばんは。マニアモデルのブー太郎店長です。
また、私も好きな模型製作のお話もしていきましょう。
先日より、愛車 (旧規格 HA21S/HB11S 系 スズキ アルトワークス SUZUKI ALTO WORKS)の自作での模型化 (ミニカー化) につきまして、仕事の休み時間などを利用して作業を進めています。
私のモチベーションが続く限りは、長い目で見てあげてください。
(生温かくお見守りくださいませ。)
さて、前回の(先日の)
愛車の模型製作について~その⑪~ の続きのお話です。
右側面フロントの削り
さて、前回に続きになりますが、今回は反対側の右側面の前側をもっと削って行きます。
フェンダーの真ん中を走っているプレスラインは深く切り込みを入れて目安として残しておきました。
まだまだ角張った形をしていますが、焦らずに側面と前面の型紙を頼りに交互に進めていきました。
右側面リア周辺の削り
次は、右側面の後ろ周辺をもっと削って行きます。型紙に合わせて描いた線まで、ココも慎重に進めています。
外形に合わせて削って行き、その深さに合わせて向こう側まで均等に彫って広げていくイメージです。
なかなかこのニュアンスを伝えるのは難しいですが、切り込み過ぎる刃物ですと入り過ぎるので、入れる力の調節も必要になります。
均等に同じ力という事も何気に難しいのです。
色んなカービングナイフを使うのも大切ですが、同じ彫刻刀で自分の使い方も色々と試すのも良いと思います。
箇所によっては、同じ工具でも使い方を少し変える工夫も楽しいものです。
一旦、外観を確認する
左右の斜め前から見た風景も確認しました。
まだまだ全体的に太いですので、彫っていく必要があります。
進みは遅いですが、着実に進んでいることも感じつつ、焦らず進めて行きます。
底面の測定と確認
途中経過としまして、底面のボディのセンターライン(中心線)からどこまで側面を切り込んで(縮まっている)のかも気になりました。
そこで、実際の数値を記録しておきます。
目安に引いたケガキ線は 片側 28.5mm (両側 57 mm) (全幅は 58mm ですが、下側は少し絞ってあります。)としてありました。
おおよそですが、まだ 0.5mm 前後は全体的に削り込めることになります。
因みに、鋼尺を合わせて撮影するのは難しかったです。
カメラで見るとズレているように見えるんです。
測定の基本も『真上から覗く』事で正確な数値を確認できるのですが、カメラでの全体撮影では微妙に斜めになるからだと思います。
こういった撮影では、読み取りたい数値の真上からのみ意識した撮影が良いかと思いました。
ボンネットのダクト周辺の削り
続いて、ボンネット周辺を削っていきます。
フェンダーの上側を少し削る
角張ったボディラインを少しずつ崩していきます。
フェンダーの上側を丸みを持たせて削りました。
ボンネット上部の明らかに不要そうな箇所(ダクトの脇)を削ります。
上から見た型紙を合わせる
もう少しキワまで削りたいですね。
ボンネット上のインタークーラー導入口ダクトも、まだ大きいので徐々に小さくしていきます。
まずは上から見た型紙を使ってケガキます。
ボンネットの両端の線は比較的簡単なのですが、
ボディの丸みがある為、ボンネットの先部分やダクトのカーブなどは、少し角度を変えるとケガキの位置がズレますのでご注意ください。
真上からと少し目線を落とすとイメージが変わります。
なかなか形状の把握が難しいですね。
もっと簡単により正確にケガキ線が描けると良いのですが、便利な工具など作れるのかも考えておきます。
おおまかなケガキ線ですが、目安が出来ると彫りの意欲もわいてきます。
とりあえず、この線まで掘り進めることにします。
ダクト脇を線まで削る
切り出し刀で何度か切り込みを入れて境目の溝を深めに切り込んでおきます。
深めな箇所は強く力を入れて、浅めな所は少し弱めに貫通させない様に調整しつつ、線のキワまで掘って行きます。
焦らず線まで彫り続けます。
ダクトとボンネットの段差ができる
ボンネット面に合わせて掘り下げていくと、段差ができました。
この境目の箇所を斜めに削りました。
少し滑らかになりました。
先程よりは全体の雰囲気が良くなって来ているのがわかりますよね。
それっぽい雰囲気ですが。
ココで少しテンションがアップしました。
地道な作業の中に時折訪れる、こういった実感がわき起こる瞬間は大事ですね。
迷いの作業がある場面では特に『しっかり進められている』のがわかるので、今後も継続していく上でも、とても大切なポイントだと思います。
反対側も彫っていく
引き続き、反対側も先ほどと同様に進めていきました。
型紙確認とケガキ
ダクトとボンネットの段差をなだらかにした後、先ほどの工程で消えた線のケガキをまた入れ直します。
ダクトの上側の盛り上がっている箇所に目安線を入れます。
形状や外形線(境目)もズレていないかも確認しておきます。
ボンネットとダクトの段差は無くなりましたが、ダクトも もっと小さくする必要もありますし、
大まかに彫り進めてきたのですが、まだ全体的に分厚い印象ですね。
次回も引き続き順に彫り進めて行きたいです。
今回の彫りはここまで
引き続き、休日や、休み時間を利用して、なるべく毎日コツコツ削っていこうと思います。
さて、今回の作業でも自身の技術の未熟さを感じました。
私も未だに道具なども上手く使えていないと思います。もう少し知識もそうですが、実際に自分で試して上手く伝えられるように挑戦とお勉強をしないといけないですね。
頑張ります。
近い未来に良き愛車の模型が製作できるのでは?と妄想しております。
とりあえず、個人で楽しむ模型となりますので、宜しくお願いいたします。
仕事も多忙な為、製作スピードも遅めな予感が大ですが、
お仕事の休み時間を使って地道に進めて行ければと思っております。
生温かくお見守りくださいませ。
さて、まだ続きがありますが、今回はここまでといたします。
近いうちに続きも書きたいと思います。
今回もお忙しい中、ここまでお読み頂きありがとうございます。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
( 2020年08月31日 23:09頃 ※記事/画像情報を追記、修正いたしました。)
(テキスト文字メモ: 約 1,850 文字)
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