エンジンオイル & オイル エレメント(フィルター)交換 -その②-
2011.02.27・エンジン●エンジン 関連白アルト 前期 4WD HB11S
整備手帳
作業日:2011年02月27日
エンジンオイル & オイル エレメント(フィルター)交換 -その②-
白アルト 前期 4WD HB11S
●エンジン関連 > エンジン
整備 / メンテナンス / オイル交換
作業: DIY
難易度: 初級
作業時間: 15分~30分以内 (時間をしっかり確保して焦らずの作業をおススメします。)
前回の記事はこちら
エンジンオイル & オイル エレメント(フィルター)交換 -その①-
手順7の続き. オイルエレメントの緩め
オイルエレメントをレンチを使って緩めます。
レンチがエレメントにカジって外れにくくなることもあります。
その場合は少しだけ反対回転させると外れてくれます。
手順8. エレメント穴からも廃油
廃油受けなどの準備も忘れずに
下の廃油受けにうまく入るように位置を調整すれば、わずかに汚れるだけで済みます。
手順9. 取り外したエレメントの確認
取り外したエレメントのパッキンや内部のオイルの状態も目視で確認しておきます。
この時は、結構汚れてました。
因みに私はPIAA製のオイルフィルターを使っています。
純正品よりろ過面積も大きいです。実際使っていても体感では、ほとんどわかりませんが・・・。
この製品の白い塗装が剥げやすく感じます。
その為、組み付け時には良く確認して(ゴムパッキン部分に異物の付着が無いか)から、オイルを塗布しています。
手順10. パッキンにオイル塗布
エレメントの組み付け前には、必ずエンジンオイルをパッキンに塗布して馴染ませましょう。
エンジンオイル漏れ防止となります。
この時、素手でオイルを塗るのが、一番 繊細な作業(薄く適量を伸ばせる)が可能かとは思いますが、油差しやビニール手袋で作業すると手も汚れずストレスフリーではあります。
各個人の 好きな やり易い 方法で、パッキンに薄くオイルを塗ってあげてください。
手順11. エレメントの取り付け
あとは逆の手順で組み付けていきます。
まずはホースをかいくぐって手締めで締めれるとこまで締めこんでいきます。
エアコンホースなどに、折角キレイにオイルを塗ったパッキン部分を触れない様に気を付けてください。
ホースなどに付着していた汚れや小さなゴミがパッキンと接合部分に入ってしまっては、ここもオイル漏れの原因となってきます。
無事に手でエレメントを回せる装着位置まで来ましたら、
次にレンチで約2/3回転締め込みます。
案外、緩いと感じるくらいが丁度良いことが何回か繰り返せばわかると思います。
エレメントの締め過ぎもオイル漏れの原因となります。
下にもぐり、ドレンボルトも忘れずしっかりと締めましょう。
忘れてオイルを入れると悲惨な結果になりますよ。(実は経験があります。。)
毎回交換時はドレンプラグのパッキンも新品交換です!
エレメントやドレンプラグを締めた後に、パーツクリーナーなどで周辺も清掃しておくと、
その後にもし、オイル漏れなどがあった場合でも早期発見が出来ておススメです。
手順12. 各ボルト等の締め確認/ジャッキダウン
ボルト類周辺の締めを忘れず確認しておきます。
確認が終わったら、ジャッキを下げて車を水平にして車両を安定させておきます。
斜めな場所では、正確なオイル量が測れない為です。
さて、
エンジンオイルを入れるジョッキは
名づけて 像さん号。
鼻(ノズル部分)が長いタイプです。
私個人的には、軽自動車なら2リットルサイズであれば問題ないと思ってます。
せっかちな人は3~4リットルのジョッキの方が良いかもしれませんね。
ココにモーターアップを適量入れてオイルを入れてから長いお鼻を使ってオイルを注ぎ込んでいきます。
とりあえず2リットル。(面倒な方はとりあえず2.5リットルでも大丈夫かと思います。)
手順13. オイル注入と循環作業
私は、よく的を外してコボすことが多い為、念の為、ウエスやキッチンペーパーなどで注入口周辺を囲っておきます。
そういえば、以前は大量に外して大参事になったこともありました(・・;)
2.5㍑くらいまで入れて一度レベルゲージでオイル量をみます。
オイルフィラーキャップやレベルゲージも締めた状態を確認後に、
30秒程度~ エンジンをかけて各部にオイルを循環させます。
オイルエレメント交換時は500ccほど余分にオイルが必要になります。
エレメントにもオイルを循環させる(行き渡らせる)ことにより、先ほど 計ったゲージ量より半分くらい減っているはずです。
オイルレベルゲージのHiからLowまでで約1リットルくらいの目安です。
あとはオイルを少しずつ調整してHiレベル付近まで入れましょう。
自分のアルトは3リットルくらい入ります。
個人的には 『Hi の 丁度』か 『Hi よりも わずかに少なめ』に入れています。
エンジンが軽く回る気がしますし、現時点ではメンテもある程度している関係もあり、それほどにオイルも減らないので多めに入れる事は避けています。多すぎても良いことありませんよね。
車弄りも ある程度が無難なのかもしれませんよね。
ドレンボルトのパッキンについて
順番が前後してしましたが、
ドレンボルトのパッキンは最寄りのホームセンターでも買えるかと思います。
なぜかスズキ用があわなくて ホンダ用 の物がドンピシャです!!!!!
ホンダの一部車種とこの規格が同じなのですね。
ナンバープレートも戻します。
各ボルト、キャップ締め、オイル漏れチェック、汚れた部分をウエスなどで拭いて終わりです。
エンジンが冷えている時と暖気後のオイルの量も確認して愛車のオイルも把握しておきましょう。
やはりオイルを換えると昨日よりもエンジン軽く回ります!
今回のオイル交換編はここまでです。
次回はまた違う記事を書こうと思います。
私のこういった記事も、どこかで誰かの少しでもお役に立てれば幸いです。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
★ご覧頂きましてありがとうございます。
私の思い込みもかなりありますので、あまり鵜呑みにはしないで参考程度に見て下さい。
なお、改造行為はすべてメーカー保証対象外でもありますので、当記事の内容を参考におこなった改造によって各部品、ブレーキ、エンジン等の破損や事故に繋がったとしても、当方は一切責任は持てません。ご判断や作業はご自身の自己責任にてお願いいたします。
★関連の記事
前回の記事は
エンジンオイル & オイル エレメント(フィルター)交換 -その①- こちら