エンジンオイル & オイル エレメント(フィルター)交換 -その①-
2011.02.27・エンジン●エンジン 関連白アルト 前期 4WD HB11S
整備手帳
作業日:2011年02月27日
エンジンオイル & オイル エレメント(フィルター)交換 -その①-
白アルト 前期 4WD HB11S
●エンジン関連 > エンジン
整備 / メンテナンス / オイル交換
作業: DIY
難易度: 初級
作業時間: 15分~30分以内 (時間をしっかり確保して焦らずの作業をおススメします。)
オイル交換に使用したオイル類について
平成7年式 HB11S アルトワークス の 132,800㌔時のエンジンオイル交換の風景です。
今回はエンジンオイル交換について書きます。
前回エンジンオイルのみの交換だったので、今回はエレメントも一緒に交換しました。
●カストロール フォーミュラ RS の 10W-50 と
●モーターアップ 60
を使いました。
因みに、エンジンオイル交換の目安としましてターボ搭載車両の為、
走行距離は 3,000km目毎安、使用期間は 3ヶ月毎を目安に交換をしています。
オイルエレメント(オイルフィルター)は、
走行距離は 6,000km毎目安、使用期間は 3ヶ月毎を目安に交換をしています。
(オイル交換2回のうち1回は、エレメント交換です。)
手順1. オイル交換前の準備について
1. エンジンを暖気する。
オイルを下(オイルパンのドレン)から普通に抜くので、とりあえず家の周りを走ったり(エンジン暖気)してエンジンを適温まで暖めます。
特に粘度の高いオイルを使用している場合には、しっかりと古いオイルを落とす為には必要になります。
2. エンジン止める。
3. ジャッキアップする。
自分は念のためウマ ( リジットラック ) をかけています。
何度か車の下敷きになりそうになった経験もある為、私は個人的に、あまり油圧ジャッキのみの使用を信頼していません。
安全第一です。怪我や死亡事故に繋がる危険性もあります。
車弄りも慣れた頃が危ないですので、時折、こういった箇所も手抜きや横着をせずに確実に行いたいと思っています。
場所も大切です。出来れば、硬く平らな箇所を利用してください。
砂利や土でのジャッキアップは車両の傾きやジャッキが埋まる場合もある為、危険です。
なお、もちろん我流な部分もある為、この作業も 参考程度にしてくださいね。
私は念のため、ウマ ( リジットラック ) を併用して かけています。
フロントメンバーにジャッキや馬をかけています。
※近くにあるスタビライザーには、かけないでください。簡単に曲がります。
何度か車の下敷きになりそうになった経験もある為、私は個人的に、あまり油圧ジャッキのみの使用を信頼していません。
安全第一です。
何かの拍子に、怪我や死亡事故に繋がる危険性もあります。
車弄りも慣れた頃が危ないですので、時折、こういった箇所も手抜きや横着をせずに確実に行いたいと思っています。
また、上手く段差などを活用すれば、ジャッキアップせずともオイル交換が可能です。
なお、もちろん我流な部分もある為、この作業も 参考程度にしてくださいね。
手順2. 廃油受けの準備とドレン抜き
1. 廃油受けなどの準備
まずは、オイルを床などに こぼれても(こぼしても良い)環境も作ります。
廃油皿を用意して、おおよその配置を決めます。
オイルは、沢山入っている時には、上記イラストの様にボルトの穴側へ勢いよく飛び出してきます。
この方向も良く確認/予想しつつ廃油受けの場所を予め頭に入れておきましょう。
オイルパン内部のオイル量が少なくなってくるとポタポタと下に落ちる様に変化することも忘れずに作業すると良いかと思います。
2. 工具や道具の準備
17ミリのレンチでオイルパンのドレンボルトを軽く緩める。
この時、手を汚したくない人は、使い捨てのゴム手袋等をハメての作業をおススメします。
3. ドレンボルトを緩める
廃油皿を用意して、手で押さえながら緩める。
ボルトを上から押さえることによりオイルが垂れ難くなります。
手順3. 廃油受けに入れる
ドレンボルトが外れると同時にオイルが出ます。
うまく廃油皿にオイルを入れる。
オイルが勢い良く飛び出ますので気をつけましょう。
ドレンボルトやパッキンの紛失にも気を付けてください。
この工程、私は長い(肘まで隠れるタイプの)使い捨てのビニール手袋で対応してます。
こういった単純で簡単な作業でも汚れるとテンションが下がってしまうので、汚さずにサクッと作業したいところですね。
手順4. 大気圧をかける
オイルを抜いたら、すぐに オイルフィラーキャップとレベルゲージを少し開けて大気圧をかけてオイルを少しでも抜け易くしてあげましょう。
この時に、キャップ口からの埃の侵入にも気を付けてください。
少し空く(目視できる隙間がある)程度で大丈夫です。
手順5. ナンバー外しと確認
今回はエレメントも同時に交換するのでナンバーを外します。
プラスドライバーでも外せますが、
10ミリのソケットレンチの方が ネジ頭を痛めなくて良いと思います。
このボルトを無くさないように、念の為、元のネジ穴へ戻しておきます。
この左側の穴からレンチを使ってオイルエレメントを外します。
手順6. レンチを挿入/差込み
この穴から 少し延長エクステンション+カップ型のフィルターレンチを差込み緩めます。
手順7. オイルエレメント緩めと抜き取り
結構、奥に見えますね。
エアコンのホースや、オイルパンへのリターンパイプを避けて抜き取ります。
エアコンのホースは、付け根(画像の左側)の金属部分はあまり無理に力をかけない(破損させない)様に注意しましょう。
多少、知恵の輪状態のスペースですが、少しはオイルがこぼれても仕方ないかもしれません。
手前にエレメントを引き抜くイメージでエアコンホースをかいくぐって通過させます。
毎度、この作業をする度に、整備や交換頻度の高い個所なのに、なぜこんなに整備性が悪いのかと思いますが、アルトへの愛情の方が深い事に気付かされます。
日々、苦労してもアルトを維持していきたいですね。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
★ご覧頂きましてありがとうございます。
私の思い込みもかなりありますので、あまり鵜呑みにはしないで参考程度に見て下さい。
なお、改造行為はすべてメーカー保証対象外でもありますので、当記事の内容を参考におこなった改造によって各部品、ブレーキ、エンジン等の破損や事故に繋がったとしても、当方は一切責任は持てません。ご判断や作業はご自身の自己責任にてお願いいたします。
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続きは
エンジンオイル & オイル エレメント(フィルター)交換 -その②- へ続く・・・