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NARDI ナルディ クラシック レザー 33Φ ステアリング に交換

2011.05.20・ステアリング●内装 関連白アルト 前期 4WD HB11S

整備手帳
作業日:2011年 03月20日~05月20日 頃

NARDI ナルディ クラシック レザー 33Φ ステアリング に交換
白アルト 前期 4WD HB11S
●内装 関連  >  ステアリング

整備 / メンテナンス / 交換 / 脱着
作業: DIY
難易度:  初級
作業時間:  30分以内 
(ステアリングは、大切な操作系の部品の為、時間をしっかり確保して焦らずの作業をおススメします。)


ナルディのステアリングについて

今回は、 ナルディ クラシック レザー 33Φ ステアリング に交換作業について書きます。
( NARDI   Classic Leather )

NARDI ナルディ クラシック レザー 33Φ ステアリング に交換- (1)

記事をアップするの忘れていました。
実は、つい2ヶ月くらい前の交換風景です。

モモやスパルコその他のステアリング(ハンドル)もカッコイイのですが、私は個人的にNARDIのシンプルなデザインが好きで愛用しています。
今までもナルディを数種使用してきました。

グリップの右側も表面が破れてきており、野球のバットのグリップに巻くバンテージで誤魔化して使用していましたが、流石に汚らしく目立つので交換となったわけです。


ステアリングのサイズや傷から思い出も

最近まで使っていたサイズは、36Φ(直径 36cm / 360mm)でした。
よくよく考えてみると最初に車買って車弄り始めた頃・・・

NARDI ナルディ クラシック レザー 33Φ ステアリング に交換- (2)

その当時によく御一緒させて頂いていた先輩の勧めで(憧れや影響もあり)買ったステアリングでした。
ゼロヨンやらドリフトの会場に毎週通って遊んでいたのも懐かしいですね。

さて、過去車なのですが、トヨタ SW20 のMR2 乗り時代にも使っていたものです。
よくもまぁこの長い期間つかっていたなぁと自分でも感心してしまいます。

NARDI ナルディ クラシック レザー 33Φ ステアリング に交換- (3)

かなり年季入ってますね(笑)
若い頃は、レーシンググローブつけてサーキットも走ったりもしてましたからね。
経年劣化もありますが、やはり素手で触れるよりもグローブでがっちり掴まれるとハンドルの痛みがあちこちにあります。

※これは元々のデザインではありません。
ワニ革??劣化ですw
もとはスベスベのレザーでした。。
こんなになるまでナルディを使い込んだ人いないのでは??と感じます。
表面がはがれていた右端部分には野球のバットのグリップ用のバンテージ巻いてました。

ステアリングが重い車両はこの直径が大きな方が扱いやすい(36パイの方が瞬間的な力が出せる)と思いますが、ここは好みで良いのではないでしょうか。

いずれにしましても、36Φナルディ いままで ありがとうm(_ _)m


 

手順1.  まずはホーンボタン外しと専用ボスについて

もうすでにナルディ用のボスが装着済みですので交換は楽々!
(今回の作業では、省略させて頂きます。またの機会にボス部の交換/脱着の記事を追加予定です。)

居眠りしない程度に力を抜いて作業しましょう。
因みに、こういったボス部への取り付けボルト類は、それほど強いトルクで締まっていない為、締め付け過ぎるとネジ穴を破損させてしまうので気を付けましょう。
心配な方は良く説明書を読んだり、メーカーに問い合わせるのも必要かもしれません。

NARDI ナルディ クラシック レザー 33Φ ステアリング に交換- (4)

ハンドルをまっすぐ直進状態にします。
とりあえずマイナスドライバーなどにウエス巻いてテコの原理でホーンボタンの端を浮かせます。
ウエス類で保護しておかないと、何かの拍子にステアリング表面を傷つけてしまう恐れがあります。
折角のパーツ類もキレイに(今後のキレイなステアリングの時は特に)外すクセを身に付けるのも良い技術となります。
いまさらなので(もう使わないハンドルなので)、直にこじっても良かったのですが、少しでも参考になればと 写真を撮影しておきました。


手順2.  ホーンボタンと端子外し

これから配線も少し触れる為、念の為、バッテリー端子も外しておくと安全に作業が出来ます。
(※何かの拍子にショートさせない様に)

こちらは、ホーンボタンを外した状態です。

NARDI ナルディ クラシック レザー 33Φ ステアリング に交換- (5)

ホーンボタンの接点につながっている配線端子を外し、ホーンボタンも外します。


手順3.  ステアリングの固定ボルト外し

6本のボルトをソケットレンチなどを使用してサクサクと外していきます。
するとステアリングが外れ、画像のようにボスが見えます。

NARDI ナルディ クラシック レザー 33Φ ステアリング に交換- (6)

この時に、ボスの上側あたりと、ステアリングコラムなどにも、現状のステアリングセンターを出しておく為に、マジックやマスキングテープなどでマーキングしておくと良いかと思います。
取付時にもハンドルセンターを合わせる作業もありますので、事前の作業も大切です。

なお、専用ボスの交換/脱着時には、怪我や破損防止に 少し外すときにコツと力が必要なのですが、今回はその作業も無く簡単です。

もうここで折り返し地点。
逆の手順でNEW NARDI を取り付けていきます。
新品部品を組付け時も完成までが楽しみになり、はやる気持ちを抑えつつも(その浮かれる気持ちわかりますが)確実な作業をしましょう。


手順4.  ステアリング/配線の取り付け

センターを合わせて、対角線上に6つのボルトを均等に締めていきます。
ボスのねじ山はそれほど強くないので締めすぎ注意です。
(※締め付け過ぎはネジ穴の破損/部品が装着不可になる為,注意すること。)

NARDI ナルディ クラシック レザー 33Φ ステアリング に交換- (7)

ホーンボタンに配線を繋げて、ホーンボタンを挿入します。
私は、このホーンボタンをはめるの作業がとても苦手です。
マイナスドライバーで中のボッチを押しながらはめました。
あとはホーンボタンのカバー?(丸いドーナッツ形状のプレートみたいなの)を上からハメ込んで完成です!
このホーンボタンのカバーの裏側に黒いゴム状のものが2箇所ハメられていてボルトとの摩擦で固定されているだけのようです。
カバーが外れ易いのでもう2箇所くらい自分で似たような形状のものを作ってみようと思ってます。

(2021年の改良案として、サーキットなどで激しい走りの時でも、このカバーが外れない様にマグネット式が良いかもしれません。気が向いたらこの対策品も自作しようかと思います。)

走行時に何度か経験がありますが、横G等で このカバーが外れるのはちょっと怖い思いをします。


装着後のインプレッション

インプレッションですが、今回、33径の小径ステアリングは初めて使いました。
停止状態のスエ切りが若干重く感じられるようになりました。
好みもありますが、走り出してしまえば問題なく操作しやすくなりました。近くの峠道では、多めに切り足す場面では、以前よりも若干クイックで扱いやすい気がします。これは楽しいですね。
高速走行ではわずかですがシビアになった気がします。高速でのレーンチェンジなどで感じ取れました。
径が小さくなりブースト計などが見やすくなりました。自分の車ではダッシュボードにメーター類が取り付けてあるので視認性はあがりました。旧規格の軽自動車のサイズに合っていると思います。
モモやスパルコも気になったんですがやはりナルディのシンプルさも私は個人的に気に入ってます。
なんといっても新品はいいですね。
こういったパーツひとつずつが変わっていくとまた愛車への愛着がわきますね。


ここまでお読み頂きありがとうございました。

★ご覧頂きましてありがとうございます。
私の思い込みもかなりありますので、あまり鵜呑みにはしないで参考程度に見て下さい。
なお、改造行為はすべてメーカー保証対象外でもありますので、当記事の内容を参考におこなった改造によって各部品、ブレーキ、エンジン等の破損や事故に繋がったとしても、当方は一切責任は持てません。ご判断や作業はご自身の自己責任にてお願いいたします。

 


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白アルト 前期 4WD HB11S  のまとめページはこちら

 

 

この記事を書いた人「ブー太郎 店長」

物作り、模型製作、改造(カスタム)、自作、車、乗り物全般、メカ、ブタさん好き。 愛車アルトワークス弄りも日々妄想中。お金がなくて普通車には乗れませぬw 愛車 スズキ アルトワークスの模型化にフルスクラッチでのチャレンジ中! 2&3次元機械CADも勉強中!! 自力本願ズ隊員。 ミニカー/プラモデル買取専門店マニアモデル店長。 仮面ライダー電王/ドライブ、Gガンダム、聖闘士星矢、サイバーフォーミュラ、トランスフォーマーも好物です。夢は自身が所有した歴代の自家用車のプラモデル/金型の製作と版権取得/販売をすること。今後ともマニアモデルを宜しくお願い致します。

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