HB11Sに ツインカム⽤ HT06タービン交換作業 -外し編②-
2010.12.10・過給器系●エンジン 関連白アルト 前期 4WD HB11S
整備手帳
作業日：2010年12月10日
HB11Sに ツインカム⽤ HT06タービン交換作業 -外し編②-
白アルト 前期 4WD HB11S
●エンジン関連 ＞ 過給機系
修理 / 脱着 / メンテナンス
作業: DIY
難易度: 中級
作業時間: 15分～30分以内
(時間をしっかり確保して焦らずの作業をおススメします。)
前回までの確認
前回のお話
HB11Sに ツインカム用 HT06タービン交換作業 -外し編①-
からの続きです。
やはり我流の外し方ですので、エアコン周辺のホースの付け根やら配管が悲鳴をあげてそうですね。
でも気にし過ぎていては先にも進めませんので、そのまま気にせずに作業を続けています。
作業を進めてゆく上で、足などを引っ掛けない様にしましょう。
油断した作業で二度手間を自身で作ってしまった苦い経験も思いおこされます。
さて、 メンバーのロア側は、このまま付けたままで作業を進めます。
前回（その画像が無くてすみません）の作業時にオイルパンへのリターン、ドレンホースなどの取り付け角度を変え（パイプを曲げ）ました。また、同時推奨交換部品の関連性でマウントなども、ついでに交換したので外しましたが、今回はそこまで外しません。 アウトレットパイプもフロントパイプに残したまま脱着していきます。
なお、今回の作業も、もちろん我流な部分もある為、あくまで参考程度にしてくださいね。
周辺のホースやボルトについて
赤丸： 元々、ツインカムエンジン用についている HT06用のウォーターラインはポン付け不可ですので、アクチュエータなどを旨く避ける用にプライヤで曲げてあります。若干力みすぎてウエスの上から傷つけてしいました。
※曲げを強くし過ぎるとパイプが折れてしまい、内部の通路が狭くなったりしますので、ご注意ください。パーツを無駄にしない為にも、慎重に作業を進めてくださいね。
緑丸： シングルカムエンジン用 HB11S（RHF3）の車本体側の配管より太いHB21S後期のライン、ホースを使用（日立 / HITACHI用）。いっそのこと冷却効率を上げる為に、全てのウォーターライン径を太くしたいとこですが無理でしょうか？？
黄丸： 付属のクランプで留めましたが、やはり配管とホース径の差から若干のクーラント漏れがありました。応急処置でココは、汎用の締め込みタイプのバンドに変更。
その後は、なんとか漏れがなくなりました。タービン遮熱版やその周辺ボルトも新品に交換済みです。
なお、この辺の高温になりそうな箇所のネジ類には、スレッドコンパウンドを塗って、その後の経過も観察中です。
今後も整備やタービン交換を控えている場合には、熱による焼き付き、カジリ、固着、ボルト破損（折れ等）予防対策としても、マフラー/エキゾースト関連と同じく面倒でも事前に手間をかけておくと、後々の作業がとても楽になるかと思います。
若干、締め付けトルクの管理がシビアになりますが、雌ネジの中でのネジ折れはとてもテンション下がりますので、ここも作業の好みがあるかともいますが、塗布することをおススメします。
手順9. エアクリーナー周辺外し
エアクリーナー周辺もプラスドライバーで外していきます。
手順10. ホース外し
エアクリーナーのホースを引っ張り抜いて、プライヤなどでホースクランプ、ホース外します。
因みに、ホース類の外し全般に言える事ですが、ホースが多少、固着していたとしても、ホースを回しながら外すと比較的外し易いです。
手順11. インタークーラー周辺の外し
インタークーラー手前の固定ボルト、ホースを外して行きます。
手順12. ガスケットを落とさない様に
インタークーラー～タービン間のサクションパイプの付け根に、ガスケットが入っています。
上下どちらかにくっ付いていることもある為、わかり難いのですが、外す際には『落下』には気をつけましょう。
手順13. サクションパイプ外し
ツインカムHT06タービンの影響で（シングルカム用タービンとは取り回しが違う為）、エアクリーナー～タービン間のサクションパイプを留めてあるボルト2本を外し、ココのサクションパイプも外します。
そのうちのボルト1本が大変なことに！ 極小クリアランスになってます(^^;)
ココのボルト外すのに5分以上かかりますorz
結局このサクションパイプは元々のHB11S用なのでもしかしてツインカム用の方が良いのか迷うところでもあります。
あとはもう少しウォーターラインのバイパス加工で回避するしかないのでしょうか？
今回までの作業風景
今回はここまで外しました。
次回に続きます。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
★ご覧頂きましてありがとうございます。
私の思い込みもかなりありますので、あまり鵜呑みにはしないで参考程度に見て下さい。
なお、改造行為はすべてメーカー保証対象外でもありますので、当記事の内容を参考におこなった改造によって各部品、ブレーキ、エンジン、タービン等の破損や事故に繋がったとしても、当方は一切責任は持てません。ご判断や作業はご自身の自己責任にてお願いいたします。
★関連の記事
前回のお話
HB11Sに ツインカム用 HT06タービン交換作業 -外し編①-
続きは
HB11Sに ツインカム⽤ HT06タービン交換作業 -外し編③- へ続きます。
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